ご案内

くじら助産院を小松市に開業して4年。この4年間で世の中はコロナ渦となり、出産育児をするうえで、女性たちは大きな影響を受けていました。
一緒に子育てをするうえで、一番心強い支えとなるパートナーが、赤ちゃんに関わる体験の機会が減ってしまったのです。
例えば、妊婦健診時に夫は付き添いができなかったり、産院での両親学級はなかったり、さらに出産時の立会いもできない状況となったり・・・。
実際に赤ちゃんが生れてから、「どうやって抱いたらいいの？」「沐浴ってどうやってやったらいいの？」と不安になるのもあたりまえです。
そのことを受けて、2022年7月より能美市小杉町に「くじら助産院ファミリーサロン」を新設しました。
通常の母乳外来ケア、子育て相談の他に、ここでは、「プレママ・パパ教室」「沐浴教室」をご予約にて個別対応で受けることができます。

これから生まれてくる新しい家族を迎えるにあたって、ご夫婦で気持ちを共有しあい、
パパさんの役割をしっかりと身につけていきたいご夫婦を応援します。

くじら助産院ファミリーサロン

ごあいさつ

くじら助産院院長　村上佳子 Murakami Keiko

10か月もの長い妊娠期間、女性は大切におなかの子を包み温めます。命がけのお産も無事に終えて、いざ子育てが始まると、「あれ、母乳出すのってこんなに大変だったの？」「どうやって、授乳したら上手くいくのか分からない・・」と、赤ちゃんも、お母さんも、ぽいっと知らない世界に放り出されてしまったかのような感覚になるのではないでしょうか。
実は私自身、母乳育児が順調にいくまで、数か月もかかりました。娘と一緒に夜中に泣いていたことが何度もあり、その時の思いは昨日の出来事のように覚えています。しかし、その時に家族や助産師さんに相談し、助けてもらったことで、結果的にはとても楽しい母乳ライフを送ることができました。
　いつしか地域の身近な存在である開業助産師として、妊娠・出産・育児のお手伝いをしたいと願うようになり、10年間夢を温め続けながら、ようやく2018年に「くじら助産院」を開業しました。
　気軽に立ち寄れる地域の相談場所、おっぱいケア場所として、妊婦さん、お母さん、赤ちゃん、その家族皆様の気持ちに寄り添いながら、共に歩んでいきたいと思っています。

いつしか地域の身近な存在である開業助産師として、妊娠・出産・育児のお手伝いをしたいと願うようになり、10年間夢を温め続けながら、ようやく2018年に「くじら助産院」を開業しました。気軽に立ち寄れる地域の相談場所、おっぱいケア場所として、妊婦さん、お母さん、赤ちゃん、その家族皆様の気持ちに寄り添いながら、共に歩んでいきたいと思っています。